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便と腸内細菌、自律神経の関係性:便から自律神経を評価する

関節痛や四肢の痺れといった体の不調は、多くの人が悩まされる問題です。ほとんどの人は、腰痛や肩こり、ひざの痛みといった症状を持った経験があると思います。

 

このような症状の多くは、ほとんどが自律神経の乱れが原因で起こります。

 

自律神経は、主に内臓を支配している神経です。そのため、自律神経に問題が生じると内臓に不調が生じます。そして、内臓の働きが悪くなることは背骨を介して、四肢の関節痛といった悩みにもつながることになります。

 

そのような自律神経の状態は、排泄された便の状態を確認することである程度予測することができます。腸の働きは自律神経によって調整されているため、腸内で作られた便は、自律神経の調子をそのまま現す指標になります。

 

そこで今回は、便と自律神経の関係性について述べます。

 

 便と腸内細菌の関係性
多くの人は、便というと「食べ物のカス」で作られていると考えています。しかし実際には、便の半分は腸内に存在する細菌によって構成されています。そのため、便の状態は腸内細菌によって大きく影響を受けます。

 

腸内には、約1.5キロにもおよぶ腸内細菌が存在します。そして、腸内細菌は、「善玉菌」と「悪玉菌」「日和見(ひよりみ)細菌」の3つに大きく分けられます。腸内では、これら3つの腸内細菌がバランスを取ることで腸内環境が整えられます。

 

腸内細菌の中でも、善玉菌は腸内環境を整え、悪玉菌は乱します。一方、日和見細菌は善玉菌と悪玉菌のうち、腸内で多く存在するほうに味方をします。

 

また、理想的な腸内細菌のバランスは「善玉菌:悪玉菌:日和見細菌=2:1:7」という割合です。

 

このように、腸内細菌のほとんどは日和見細菌によって構成されています。そして、日和見細菌は善玉菌と悪玉菌のうち、優位に存在する方の味方をするため、わずかでも善玉菌が多い状態になると善玉菌と同じ働きをするようになり、逆に悪玉菌が少しでも優位に存在すると悪玉菌として作用します。

 

つまり、少しでも善玉菌が優位になると腸内環境は一気に良くなりますが、逆にわずかでも悪玉菌が多くなると、一気に腸内の状態は悪くなります。

 

 便と自律神経の関係性
便の半分は腸内細菌によって構成されているため、便の状態を確認することは、腸内環境を知るための有効な1つの手段になります。

 

そして、腸内環境を左右する主な要因は自律神経です

 

腸内は、腸内の善玉菌が増えると良い状態になり、逆に悪玉菌が多くなると悪い環境になります。そして、腸内の善玉菌を増やすポイントは腸内に便を溜めないことです。

 

腸内で便がたまると、便は異常発酵を起こします。そうなると、腸内は悪玉菌が生活しやすい環境になってしまうため、悪玉菌が優位になります。その結果、日和見細菌も悪玉菌と同じ働きをするようになり、腸内環境は一気に悪化します。

 

このように腸内で便がたまる主な原因は、腸の運動が悪くなることにあります。腸の運動は、専門用語で「蠕動(ぜんどう)運動」といいます。この蠕動運動が低下してしまうと、排便がスムーズに行われず腸内に便が停滞することになります。こうなると、いわゆる「便秘」の状態になります。

 

そして、腸の蠕動運動は自律神経によって調整されています。そのため、自律神経の働きが正常であれば、腸の蠕動運動も活発に起こります。その結果、排便もスムーズに行われるため腸内環境は良好になります。

 

そのような腸内環境の様子は、半分が腸内細菌によって構成されている便に反映されます。つまり、便の状態は自律神経の活動もそのまま現しているといえます。

 

そのため、便を確認することは腸内環境とそれを調節している自律神経の状態を知るための良い方法だということができます。

 

今回述べたように、便の半分は腸内細菌によって構成されています。また、腸内細菌のバランスは腸内環境によって決まります。そして、腸内環境は自律神経がコントロールする腸の運動が大きく影響するため、便には自律神経の活動がそのまま反映されます。

 

このようなことから、便の状態を確認することは、自律神経の調子を知るための有効な手段といえます。

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