脂質ダイエットによる体質改善

日本人が1日3食となった歴史と糖質食の関係性:脂質ダイエット

日本において食事というと、「1日3食規則的に食べることが健康的」ということが常識となっています。しかし、こうした1日3食の生活が当たり前になったのは、そう昔のことではありません。

 

そして、日本人が1日3食を食べるようになった歴史には、糖質食と深い関係があります。こうした歴史を知ることで、「1日3食規則的に食べることが健康的」という固定概念に対して、疑問を持つようになるはずです。

 

そこで今回は、「日本人が1日3食となった歴史と糖質食の関係性」について解説します。

 

明暦の大火による影響

現在の日本では、1日に3食摂ることが常識であり、健康のために欠かせないと信じられています。これは、子供から高齢者まで、幅広い年齢の人たちに共通した認識です。

 

ただ、こうした1日に3食が日本で始まったのは、江戸時代の「明暦の大火(1657年)」がきっかけだったとされています。それまでの鎌倉時代までは、日本でも朝食と夕食の1日2食が基本でした。

 

明暦の大火とは、江戸時代に起こった大火災のことをいいます。この火災によって、江戸城や街の大半が焼失して、3万人から10万人の死者を出したとされています。

 

そのため、焼け野原となった江戸の街を復興させるために、非常に多くの人員が必要になりました。そうして幕府は、全国からたくさんの大工や職人を集めて、朝早くから夕方まで街再生のために働かせました。

 

しかし、このように朝から晩まで働いていると、大工や職人はそれまで常識であった1日2食ではエネルギーが1日持たないという事態が発生しました

 

そうしたことから、「明暦の大火で崩壊した街の復興のために、朝夕だけではなく昼も食事を与えるようになった」ということが、日本における1日3食の始まりといわれています。

 

そして、こうした職人たちに与えられていたものが米になります。

 

江戸時代には、日本人の大半が農民でした。ただ、農民が作った農作物は、自分たちで食べるためではなく、幕府に年貢として納めるためのものでした。

 

一方で幕府は、年貢として納められた米を、武士階級に応じて配分していました。しかしこの頃は、貨幣経済が広がりつつあった時代であるため、武士たちは家で食べる分の米以外は、市場で販売することで現金に換えていました。

 

そのため、市場では米が大量に出回ることになります。その結果、全国から集められた大工や職人にも、主に米が与えられることになります。

 

こうした歴史的背景から、日本の一般市民にも1日3食と米食(糖質食)が広がることになりました。

 

米食(糖質食)と労働の関係性

日本における1日3食と米食(糖質食)は、明暦の大火という歴史的な大火災をきっかけに広まることになりました。

 

江戸の街を復興するために全国から集められた職人たちは、朝から晩まで休むことなく働かされていました。

 

その結果、従来通りに1日2食しか食事を与えなかった幕府に対して「1日2食では腹が減って足りない」という不満が起こったため、幕府は職人に対して1日3食を与えることになりました。

 

こうした不満が起こったのは、そのとき与えられていた食べ物が米(糖質)中心であったことも関係しています

 

米(糖質)を中心とした食事は、摂取直後に血糖値が上昇するためすぐに満腹感を得ることができます。しかし、摂取後数時間後(3~4時間後)には、血糖値が低下してしまうため空腹感に襲われることになります。

 

このように、「米(糖質)食中心の食事になったこと」と「仕事量が増加した」ということから、必然的に1日に3食の食事が必要になりました。

 

そして、こうした米(糖質)食は、「米を買うために長時間働く」という米に依存した生活を作り出しました。

 

今まで年貢として納めていたため食べることができなかった米を、1日3回も食べることができるようになったことは、職人にとっては非常に幸せなことでした。

 

ただ、そうした幸せを得るためには長時間労働が必要であり、なおかつ米(糖質)による満足感は一時的なものであり長続きしません。

 

そのため、食事と労働は「働く → 米(糖質)を食べる → 満足感を得る → 満足感がなくなり米(糖質)を食べたいと思う → 働く」というような関係になりました。

 

つまり、もともとは長時間働くために食べていた食事が、米(糖質)食中心の食事になったために「米(糖質)を食べたいがために労働する」というように、「米(糖質)に依存した生活」が作り出されることになりました。

 

確かに、「労働するために食べる」という食事の役割が全くないわけではありません。しかし、農耕が始まる以前の狩猟採集時代には、労働時間は短かったにも関わらず、食事に困ることは少なかったことがわかっています。

 

こうして、人類は米(糖質)食中心の生活になったことをきっかけに、「食事(米)のために働く」というように、米(糖質)に支配されるような人生を送ることになりました。

 

今回述べたように、現代は常識だと考えられている「1日3食」や「米食中心の食事」は、さまざまな歴史的背景から起こっています。こうした歴史を知ることで、一般的となっている食事に対する固定概念を変えることができるようになります。

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