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関節の動きが悪くなる原因:関節拘縮と反射的(一時的)筋緊張

関節の動きの制限は、整形外科でよく聞く症状の一つです。そのような訴えに対しては、大半のケースで「固まらないように動かしましょう」「少々の痛みは我慢して下さい」と言われます。

 

しかし実際には、痛みを我慢して動かすことで、関節の動きが良くなることはありません。

 

今回は、関節の動きが悪くなる原因について解説します。今回の内容から、なぜ無理に関節を動かしてはいけないかを理解していただければと思います。

 

 関節の動きが悪くなる原因
関節の動きが悪くなっている状態は、大きく分けて2つあります。一つ目は「関節周りの組織が固くなっている状態」です。そして2つ目は「関節を保護するためにそれ以上動かないようにしている状態」です。

 

前者は、手術後などに関節を動かさないでいると起こるものです。専門用語では3カ月以上動きが制限されているものを「拘縮(こうしゅく)といいます。

 

これは、関節を構成している組織に問題があり、いわゆる「関節が固まっている」状態です。このような場合は、固まってしまった筋肉などを動かす必要があります。肩関節などに多く、「50肩」などの治療が長引くのは、この拘縮の影響です。

 

そして後者は、それ以上関節を動かすと関節が壊れるため、それを避けるために反射的に起こったものです。

 

関節は噛み合わせ(適合性)が合っていることでその機能を発揮します。適合性が合っていないと、関節が滑らかに動かなかったり、その関節周りの筋肉に力が入らなかったりします。そのため、関節は適合性を維持することを最も優先します。

 

そこで、それ以上関節を動かすと関節の噛み合わせが悪くなるような状態では、適合性を維持できる範囲でしか関節が動かないようにします。そのときに反射的に筋肉が収縮し、それ以上の動きにブレーキをかけるということです。

 

つまり、この動きの制限は、関節を守るために必要な制限であるということです。

 

そのため、もしこのときに無理に関節を動かして、関節の動きを広げようとすると、関節は間違いなく壊れます。このような理由から、関節は動きが制限されているからといって、無理に動かしてはいけません。

 

 関節の制限に対する対処法
関節の動きに対する対処法は、原因によって全く異なります。先程説明したような拘縮の状態では、一般的に行われているように固くなった組織を積極的に柔らかくする治療を行います。

 

一方で、関節を保護するために動きが制限されている場合は、関節の適合性を悪くしている要因を探し、それを取り除くような治療が必要です。原因がその関節にあるのか、背骨などの他の部位にあるかは、実際に見てみないとわかりません。

 

しかし多くの人は、背骨や肩甲骨、骨盤など、体の中心部分の柔軟性が落ちているために、股関節や肩関節、ひざ関節などの末梢の関節の適合性が低下していることがほとんどです。

 

そのため、自分の関節の状態がよく分からない場合は、まずは背骨などの体の中心のストレッチを行ってみると良いかと思います。先程も述べたように、この制限は反射的なものなので、原因が改善すれば、即時的に動きは良くなるはずです。

 

以上のように、関節の動きが制限された場合に、関節の状態としては2つのケースが考えられます。このうちのどちらかによってその対処法は大きく変わるため、適切な判断ができる治療家を探すことが大切です。

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