脂質ダイエットによる体質改善

肌荒れの原因を知り、肌トラブルを予防する:皮膚の乾燥

肌荒れは、子供から大人まで幅広い年齢層にある悩みです。赤ちゃんでは、アトピーが問題となり、高齢者では、乾燥肌になりやすくなります。

 

また、若い女性では、無理なダイエットが原因で肌荒れが起きていることが多いです。

 

高齢者などの乾燥は、加齢によって仕方ない部分があります。一方、若い人の乾燥肌は、ほとんどが、生活習慣の崩れによって起こります。しかも、健康のために行っていることが、逆に肌荒れを起こす原因になっていることも少なくありません。そのため、肌荒れに対して正しい知識を持っていることが大切です。

 

そこで今回は、肌荒れの原因について解説します。

 

 肌荒れの原因は皮膚の乾燥
肌荒れのほとんどは、皮膚の乾燥が原因で起こります。皮膚の表面が乾燥すると、かさかさした肌になり、潤いがなくなり、ひどくなると粉をふきます。

 

皮膚は、水分が十分に含まれていることで、みずみずしさを保つことができます。赤ちゃんの肌がもちもちしているのは、皮膚に含まれる水分量が多いからです。

 

また、皮膚の水分を保つためには、皮膚に十分な脂があることが大切です。皮膚の脂は、皮脂の分泌量の低下や、細胞間にある脂質の減少によって不足します。脂が足りなくなると、皮膚の保湿能力が弱まり、乾燥肌になります。

 

つまり、乾燥肌の原因は、皮膚の脂不足ということです。

 

 皮脂欠乏症とは
皮膚の脂が足りなくなった結果として起こる病気に、「皮脂欠乏症」というものがあります。これは、皮膚の表面の脂が不足することで、皮膚の水分量が減少し、肌が乾燥してしまう疾患です。この病気は、高齢者の手足によく見られるもので、皮膚がカサカサして剥がれたり、ひび割れが起こったりします。

 

年をとると、ある程度の乾燥は仕方がありません。加齢による肌の乾燥は、年齢を重ねるに伴い、皮脂の分泌を促すホルモンの働きが低下するために起こる現象です。

 

そして、このホルモンは男性ホルモンと言われ、女性に少ないという特徴があります。男性に脂性肌が多く、女性が乾燥肌になりやすいのは、このホルモンの影響です。このようなホルモンの加齢による変化は、生理的な現象です。そのため、軽い皮脂欠乏症は、誰にでも起こるものです。

 

しかし、生理的とはいっても、肌が乾燥すると、ほとんどの場合は、かゆみなどの症状が出現します。かゆみは、ひどくなると慢性的な湿疹や睡眠障害につながりますので、注意が必要です。

 

 乾燥肌の原因
皮膚内の水分は、通常、皮脂によって作られる「皮脂膜」、「NMF(天然保湿因子)」と呼ばれるものと、セラミドなどからなる「角質細胞間脂質」の3つによって保たれます。これら3つが、紫外線やアレルゲンなどの外部刺激から肌を守ることで、肌の水分が蒸発することを防いでいます。

 

そのため、これらのバリア機能が低下すると、肌は水分を失うため、乾燥します。

 

 ・皮脂量の低下
皮脂膜を作る皮脂の分泌が低下すると、肌は乾燥します。通常、皮脂は、皮脂腺から1日1~2g分泌されます。そして、皮脂の分泌は、先ほど述べたように、男性ホルモンによって促されます。一方、女性ホルモンには皮脂の放出を抑制する働きがあります。

 

女性ホルモンは、ストレスや睡眠不足、食生活の不摂生などで、自律神経が乱れると過剰に分泌されます。そのため、このような生活習慣の崩れは、皮脂分泌量低下の原因となります

 

また、皮脂腺は目の周りや口元には少ないため、この周囲は乾燥しやすい部位になります。

 

 ・NMF(天然保湿因子)量の低下
NMFは、アミノ酸や乳酸、尿素、クエン酸などから構成されています。そしてNMFには、水分を吸い込み、それを保持する性質があります。NMFの成分は、代謝の結果生じたものから作られます。そして、代謝は自律神経によってコントロールされています。

 

そのため、自律神経の不調を招く、ストレスや睡眠不足、食生活の不摂生が原因で、NMFは減少します

 

 ・角質細胞間脂質の減少
角質細胞は、角質細胞間脂質によって、細胞間の隙間を埋められています。そのため、角質細胞間脂質が少なくなると、角質層によるバリア機能が低下します。また、角質細胞脂質は、他の脂質と一緒になり、保水機能を発揮します。

 

そのため、角質細胞間脂質が減少すると、バリア機能と保水機能の両方が低下します。

 

また、角質細胞間脂質もNMFと同様に、新陳代謝の低下によって少なくなります。そのため、角質細胞間脂質の減少も生活習慣の不摂生による、自律神経の乱れが原因で起こります

 

今回述べたように、肌荒れの多くは、肌の乾燥によって起こります。そして、肌の乾燥は、皮脂、NMF、角質細胞間脂質の減少によって生じます。また、これら3つに共通していることは、「生活習慣の不摂生による自律神経の乱れが関係している」ということです。

 

そのため、肌荒れの原因の多くは、生活習慣にあると考えることができます。

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