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薬や注射では変形性関節症が治らない理由:症状の根本的原因

変形性関節症は、理学療法の世界では誰もが聞いたことがあるくらい有名な疾患です。そして、日本人の多くが悩まされている病気です。

 

過剰な運動を行うことで関節に負担をかけると、関節内の軟骨が損傷し、関節に炎症や変形が生じます。それによって、痛みが起こる病気が変形性関節症です。変形性関節症の主な治療法として、炎症を抑えるための薬や、軟骨成分を補うような注射、サプリメントなどが挙げられます。

 

有名なものを挙げると「ロキソニン」といった抗炎症薬、「ヒアルロン酸」や「グルコサミン」といった成分のサプリメントがあります。

 

しかし、そのような治療法では、多くの人は、症状が改善されません。なぜなら、これらの治療は変形性膝関節症の根本的な原因を誤って捉えているためです。

 

そこで今回は、変形性膝関節症の原因について解説します。

 

 変形性膝関節症は薬と注射では治らない
薬物療法としては、痛みを抑えるために「抗炎症薬」が処方されます。注射は、痛みを和らげるためのものか、もしくは「ヒアルロン酸」といって、関節の運動をスムーズにするためのものが行われます。

 

ただ、薬物療法は、「一時的に」症状を緩和しているに過ぎません。つまり、痛みが本当にとれているわけではありません。これは、どのような痛みに関しても同様です。

 

確かに、「痛みで眠れない」「痛くて日常生活に支障が出ている」など、日常生活に影響している場合は、薬による対処は有効になる場合があります。しかし、症状の根本的な原因を解消したいと考えている場合、薬が逆に体の治癒を妨げることもあります。

 

痛みは、体の警告信号であり、「それ以上無理すると体が壊れる」というサインとも言えます。それを無理やり薬で抑えてしまうと、薬で誤魔化されているため、痛みを感じずに、関節に負担をかけてしまいます。そして、気づかない間に関節の構造が壊れてしまいます。

 

このような状態が進行した場合、極度に変形が進み、手術を行う必要が出てきます。

 

また、変形性膝関節症の原因は、軟骨のすり減りによって、関節の運動がスムーズに行われていないことだと考えられています。膝関節の痛みを緩和するサプリとして知られているヒアルロン酸や「グルコサミン」などはは、関節の動きを滑らかにするサポートをします。

 

実際に、ヒアルロン酸やグルコサミンといったような成分を、注射やサプリメントとして摂取することで補うことが推奨されています。

 

しかし、軟骨がすり減り、関節の動きが悪くなったのは、結果であって原因ではありません。

 

つまり、ヒアルロン酸やグルコサミンなども、薬と同様で、表面的に現れている症状を一時的に抑えているに過ぎません。

 

このような理由から、薬や注射では、変形性膝関節症は治らないと言えます。

 

 薬や注射は必要ないのか?
このような話をすると、「では薬や注射は行わない方が良いのか?」と思う人がいると思います。薬や注射では、変形性関節症を根本的に解消することはできません。しかし、症状を一時的にでも抑制することで、結果的に治り具合を良くする場合もあります。

 

それは、痛みによって、睡眠が障害されたり、大きな精神的負担を感じたりするような場合です。

 

変形性関節症の発症には、ほとんどのケースで、背骨の柔軟性が低下していることが関係しています。それは、人の体は中心にある背骨の運動が制限されることで、末端にある四肢の関節に負担がかかるようになるためです。

 

背骨の問題は自律神経の乱れによって生じます。そして、自律神経の不調は、睡眠が障害されたり、強いストレスを感じたりした場合に起こります。

 

そのため、痛みによって睡眠が妨げられたり、ストレスを感じたりすると、自律神経に問題が生じるため、背骨が硬くなります。その結果、関節痛の治りを妨げます。

 

このように、痛みが強く、その症状が自律神経を乱すような場合は、薬や注射は有効だと言えます。

 

また、ヒアルロン酸などの注射やサプリメントは、治療の補助として利用すると良いと考えます。先ほども述べたように、注射やサプリメントでは変形性関節症の原因は解消できません。しかし、根本的な問題に治療と並行して使用することで、その補助にはなります。

 

 

今回述べたように、薬や注射では、変形性関節症は治りません。しかし、使い方によっては、治療の進行をスムーズにする役割があります。そのため、薬や注射を行う際は、医者と相談し、あなたの症状に合うように、上手く使うことが大切です。

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