脂質ダイエットによる体質改善

睡眠不足は太る原因となる?睡眠とダイエットの関係性

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ダイエットをしている人の中には「食事制限や運動を実践してもなかなか痩せない」と感じている人が少なくないはずです。

 

体重の増減を主にコントロールしているのはホルモンであり、ホルモン分泌を調整しているのは自律神経になります。自律神経に影響する要因は無数にあるため、食事制限や運動を行っても思い通りに体重が減らないのは珍しいことではありません。

 

そして、食事制限や運動を実施しているにも関わらず痩せない原因の一つに「睡眠不足」が挙げられます。

 

睡眠時間が短いと、食欲や血糖値に関するホルモンバランスや自律神経の活動が乱れてしまうため、痩せにくくなるのです。そのため、食事制限や運動をしっかり行っても痩せない人は睡眠時間について見直すことが大切だといえます。

 

そこで今回は「睡眠不足だとダイエットで失敗する5つの理由」について解説します。

 

睡眠不足だと太りやすくなる5つの理由

睡眠不足が体の健康に影響することは一般的に認識されています。アメリカでの大規模な調査では、7時間睡眠の人が最も長生きすることが明らかになっています。

 

ただ、睡眠は寿命だけでなく体重の増減にも大きく影響するのです。実際にさまざまな研究で、「睡眠時間が短いと体重が増えて太りやすくなる」ということが報告されています

 

それでは、なぜ睡眠時間が短いと太りやすくなるのでしょうか。睡眠不足で体重が増えやすいのには、いくつかの原因が考えられます。

 

ホルモンのバランスが崩れて食欲が強くなる

睡眠不足になると、食欲に関するホルモンのバランスが崩れます。食欲は主にホルモンによって調整されているため、ホルモンバランスが崩れると食欲がコントロールできなくなるのです

 

食欲をコントロールしているのは「グレリン」と「レプチン」という2つのホルモンです。

 

グレリンは胃で作られるホルモンであり、脳に働きかけて食欲を増大させます。その一方で、レプチンは脂肪細胞で作られて、食欲を抑えるホルモンです。

 

睡眠不足になると、こうしたグレリンとレプチンのバランスが崩れてしまうのです。

 

具体的には、睡眠時間が少ないとレプチンの分泌が抑制されてグレリンが多く分泌されます。

 

つまり、睡眠不足になると、グレリンの分泌増加とレプチンの分泌減少によって食欲が促されるのです。そして、ホルモンバランスの崩れによって起こった食欲に任せて食べてしまった結果、太ってしまいます。

 

これは、私自身も実感していることです。私の場合は、睡眠時間が6時間を切ると日中に間食をしたくなり、実際に間食する量が増えます。またそれだけでなく、食事に対する満足感も低くなるため、食後も「何か物足りない」という状態となるのです。

 

このように、睡眠不足はグレリンとレプチンといった、食欲に関係するホルモンのバランスを崩すことで食欲増大を招きます。

 

代謝が悪くなる

また、レプチンには代謝を促進する役割があります。代謝とは、簡単にいうと脂肪などを分解してエネルギーを作る過程です。代謝が活発に起こるほど、体に蓄積されている脂肪が燃焼されるため体重は減りやすくなります。

 

つまり、レプチンが分泌されると、食欲が抑えられるだけでなく代謝が活発になることでも痩せやすくなるのです。

 

このように、代謝という面から考えても、睡眠不足によるホルモンバランスの崩れは体重増加を招く原因になります。

 

ちなみにグレリンの分泌は、体を興奮させて眠気を覚ます作用を持つ「オレキシン」というホルモンの分泌を促します。そのため、寝不足によってグレリンの分泌量が増えると「睡眠不足 → グレリンの分泌増加 → オレキシン分泌促進 → 食欲増加、覚醒 → 睡眠不足……」という悪循環になるのです。

 

こうしたことからも、ダイエットを成功させるためには睡眠不足を避けるべきだといえます。

 

血糖値に関するホルモンバランスが崩れる

睡眠不足は、グレリンやレプチンといった食欲ホルモンだけでなく、「血糖値」に関するホルモンのバランスも崩すことになります。

 

血糖値が高くなると「インスリン」と呼ばれるホルモンが作られます。インスリンは「すい臓」で作られるホルモンであり、血糖値を下げる作用をもっています。インスリンがあるために、人の体では血糖値が上がりっぱなしになることはないのです。

 

ただ、インスリンには血糖値を下げる働きだけでなく、体に脂肪を溜め込む作用があります。そのため、インスリンが多く分泌されると太りやすくなるのです。

 

睡眠不足は、血糖値を上昇させる作用がある「コルチゾール」と呼ばれるホルモンの分泌を促進します。

 

そのため、睡眠時間が短くなると「睡眠不足 → コルチゾール分泌 → 血糖値上昇 → インスリン分泌 → 脂肪蓄積 → 太る」という流れができてしまうのです。

 

このように、睡眠不足は血糖値を高くするという点でも、肥満を招く原因となります。

 

自律神経のバランスが崩れる

人間の睡眠と覚醒のリズムは、主に「自律神経」によって作られています。自律神経とは、心臓や内臓などの活動を無意識にコントロールする神経です。人間が、自然と夜に眠気が生じて朝に覚醒するのには、自律神経が形成する睡眠覚醒リズムが大きく影響しています。

 

ホルモンのバランスは主に自律神経によって調整されています。これは、グレリンやレプチンといった食欲ホルモンも、コルチゾールなどの血糖値に関わるホルモンも同様です。

 

そして、自律神経と睡眠は相互に関係しています。つまり、自律神経のバランスが乱れても睡眠に影響しますし、逆に睡眠リズムが崩れても自律神経の活動に悪影響を及ぼすのです。

 

そのため、睡眠時間が短くなると自律神経のバランスが乱れてしまい、食欲や血糖値をコントロールしているホルモンのバランスも崩れてしまいます。その結果、過剰に食欲が増したり血糖値が上がり過ぎたりしてしまい、肥満を招くことになるのです。

 

このように、睡眠不足は自律神経の活動を乱してホルモンのバランスを崩すことでも、太りやすい体を作ることになります。

 

ストレスがたまりやすい

また、睡眠不足によって自律神経のバランスが崩れると、ストレスがたまりやすくなります。

 

ダイエット中は、ただでさえ食事を制限したり無理して運動をしたりするため、ストレスがたまりがちです。そうした状況で睡眠不足によってさらにストレスが強くなると、ダイエットを断念してしまうことになります。こうしたストレスは、ダイエットを途中で止めてしまう大きな原因となるのです。

 

このように、睡眠不足はストレスを溜めやすくするという点でもダイエットを妨げる要因になります。

 

今回述べたように、睡眠不足はダイエットを妨げる大きな要因になります。こうしたことからも、特に「食事や運動を意識しているのに痩せない」という人は睡眠不足を疑ってみてください。

 

そして、もし睡眠が足りていないのであれば、睡眠時間を確保することがダイエットの成功につながるはずです。


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