脂質ダイエットによる体質改善

症状から問題点を予測する:朝の不調は食事やストレスが原因

障害を予防するためには、障害が発生する前の段階で体の変化に気づき、対処することが大切です。そのため、ちょっとした体の不調が起こる原因を考えることは、障害予防に有効です。

 

そのような、ちょっとした体の変化として多いものに「朝の不調」が挙げられます。例えば「起きることがつらい」「体が重い」「やる気が出ない」といったような症状です。

 

このような症状は、誰にでも起こりえるようなものです。そのため、あまり気にかけることはありません。しかし、このようなちょっとした体の変化が、障害を発生させるきっかけになります。そのために、朝の不調が障害につながる意味をしっかり理解し、この段階で不調の原因を解消することが大切です。

 

そこで今回は、朝の不調について解説します。

 

 自律神経の問題
健康な生活を送っている人であれば、「朝起きて、夜寝る」というように、生活のリズムは一定しています。これは、主に人間の体に備わった「生体リズム」と太陽の活動によって形成されるものです。

 

睡眠と活動のリズムは、自律神経の活動によって影響されます。自律神経には、体を興奮させる「交感神経」と、逆にリラックスさせる「副交感神経」の2つがあります。

 

起床後から、活動している夕方までは交感神経が優位に活動します。そして、夕方から夜中にかけては副交感神経の働きが活発になります。このような自律神経のリズムによって、「朝起きて、夜寝る」という生活が作られます。

 

つまり、朝は交感神経の活動が高まってくるために、目が覚め、体が動くようになります。そのため、朝に交感神経が適切に働かないと、体の不調が生じると考えることができます。
自律神経のリズムは、睡眠や運動、食事のリズムによって作られます。一定の時間に起床し、決まった時間に就寝し、日中はある程度体を動かします。このように、決まったリズムで食事をすることで、自律神経のリズムは整います。

 

そのため、規則正しい生活を行うことが大切だと言えます。規則正しい生活を行うことで、朝に交感神経が活発に働き出すため、意欲的、活動的に1日を始めることができます。そして、他の要素も分析すると、朝に起きにくくなる原因を理解することができます。

 

 食事の問題
朝に起こる不調の原因として、「低血糖」と「栄養不足」による2つが考えられます。

 

低血糖とは、血液中の糖分が極端に低下した状態を言います。具体的には、血糖値が70mg/dL未満となり、疲労感や空腹、震え、判断力低下などの症状が出現します。

 

低血糖といわれると、多くの人は「食事で糖質が不足しているために起こるもの」だと考えます。しかし、実際には、低血糖は、食事で糖質を過剰に摂取している人に起こりやすいと言われています。

 

これは「機能性低血糖」と呼ばれるものです。機能性低血糖とは、糖質を過剰に摂取することで起こるものです。

 

食事によって、糖質を摂取すると、血糖値は一気に上昇します。そうなると、体は反射的に血糖値を下げようとする反応が起こり、急激に血糖値が下がります。そして、低血糖状態となり、先ほど述べたような状態が出現します。

 

この状態になった場合、糖質を摂取すると一時的には、症状が落ち着きます。しかし、これは一過性のものであり、また同じ現象を繰り返すことになります。

 

そして、寝ている間は食事を行わないため、血糖値は下がりっぱなしになっています。そのため、特に朝食前は低血糖状態となりやすく、「朝が起きられない」「体が重い」などの症状が出現します。

 

このような機能性低血糖を解消するためには、過剰な糖質摂取を避ける以外に方法はありません

 

また、先ほど述べたように、朝は交感神経の活動が高まることで、意欲的、活動的な1日が始まります。そして、そのことには、交感神経の働きによって分泌される「副腎ホルモン」が関係しています。

 

副腎ホルモンは、体の働きを活発にすることで、ストレスに対抗する効果があります。副腎ホルモンは朝に分泌されると、体を起こすように促します。

 

そのため、副腎ホルモンの分泌が低下すると、朝に体の不調が起こりやすくなります。副腎ホルモンの分泌異常が起こる原因として、自律神経と「食事」の2つの問題が挙げられます。

 

自律神経の問題に関しては、先ほど述べたように、生活リズムの崩れによって起こります。自律神経のリズムが崩れることで、朝の交感神経の活動が弱まり、副腎ホルモン分泌が低下します。また、ストレスも自律神経の不調を引き起こす原因になります。

 

一方、食事に関しては、「栄養不足」が挙げられます。副腎ホルモンの産生には「ビタミンC」が必要不可欠です。ビタミンCの摂取量が不十分であると、副腎ホルモンの分泌も低下します。

 

そのため、朝に副腎ホルモンを適切に分泌させるためには、食事でビタミンCを十分に摂取することが大切です。喫煙やストレスはビタミンCの消費を高めます。つまり、喫煙者や強いストレスを感じている人は、特にビタミンCを多く摂取する必要があると言えます。

 

以上のことから、朝の不調を解消するための方法をまとめます。

 

 ・規則正しい生活を送る(運動、睡眠リズム、食事のリズム)
 ・ストレスコントロールを行う
 ・糖質を避け、ビタミンCを多く摂る

 

今回述べたように、朝の不調は、自律神経と食事の問題によって起こります。以上に述べた3点に気をつけることで、このような問題は解消します。早期にこのような体の変化に気づき対処することで、障害の発生を予防しましょう。

食欲コントロールダイエットの極意を授けます:無料メルマガ登録


dietmail


症状から問題点を予測する:朝の不調は食事やストレスが原因 関連ページ

障害予防に自己管理が大切な理由:生活習慣・自律神経の影響
障害予防に必要な睡眠の基礎知識:レム睡眠・ノンレム睡眠
障害を予防する方法:筋肉の緊張・硬さから体調を予測・把握する
便から体の状態(体調)を予測・把握して障害を予防する方法
舌から体の状態(体調)を予測・把握して障害を予防する方法
体の変化に気づいて病気が発症する前に障害を予防する大切さ
障害を予防するために必要な食事法とは:健康的な食事のポイント
障害を予防するために必要な睡眠法とは:リズム、質、睡眠時間
障害を予防するために必要な運動法とは:自律神経と有酸素運動
症状から問題点を予測する:体がだるい(倦怠感)の原因を考える
障害を予防する食事法:規則正しい食事、自律神経、生体リズム
生体リズム(体内時計)を学び、障害を予防する睡眠法を知る
不要な物を避けて障害を予防する食事:内臓、背骨・自律神経
便と腸内細菌、自律神経の関係性:便から自律神経を評価する
生体リズムに沿った睡眠で障害を予防する:自律神経とホルモン
障害を予防する運動:有酸素運動の自律神経への効果と実践方法
障害を予防する食事法:エネルギー不足と糖質、脂質の関係性
障害を予防する睡眠法:寝る環境(照明、騒音、湿度、温度)
食事でリーキガット症候群は防げる!リーキーガットの原因となる栄養素
副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)とは:病態、症状
副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)の原因と予防・治療法
副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)の検査法
副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)の類似・関連疾患

サイトマップ
HOME ダイエットメルマガ ダイエット相談 プロフィール 出版本 お問い合わせ