脂質ダイエットによる体質改善

糖質制限がダイエット(減量)の成功に欠かせない理由

多くの人が、ダイエットに大切なことはカロリー制限だと考えています。しかし実際には、ダイエットにカロリー制限を行う必要はありません。

 

ダイエットで抑えなければいけないものはカロリーではなく、糖質です。

 

また、ダイエットをしている人の多くは、「カロリーが高い」という理由で脂肪を減らします。しかし、この考え方も間違っています。そして、このような勘違いをしていると、健康のために行ったダイエットが、逆に健康を害することになりかねません。

 

ダイエットを行う際は、とにかく「痩せる」と考えるのではなく、「健康な体を獲得した結果として痩せる」という思考を持つことが大切です。

 

そこで今回は、「ダイエットに糖質制限が必要な理由」について解説します。

 

カロリーについて

カロリーという言葉は、フランスの化学者であるラヴォアジェによって作られたものです。具体的にカロリーとは、「水の温度を上昇させるために必要な熱量のこと」を指します。そして、カロリーは体重の増減を説明する理論に応用されており、栄養士をはじめとした、体の健康に関係する多くの人々に教えられています。

 

しかし、こうしたカロリーを基にした理論は間違えています。なぜなら人の体は、カロリーの収支計算で説明できるほど、単純な作り(構造)をしていないからです。

 

この理論では、カロリーの収支を一定に保つためには、食べたカロリー量を一定時間内に使わなければなりません。そして、消費しきれなかった分は、脂肪として蓄えられることになります。

 

例えば、この理論に従うと、食事で2000キロカロリーを摂取した日に、1500キロカロリーしか消費しなければ、500キロカロリー分が脂肪として蓄積されることになります。

 

ただ、実際には食べ物から摂取したカロリーと消費したカロリーが一致しなくても、体重を維持することができます。

 

少し想像すると理解できると思いますが、摂取したカロリーや消費したカロリーの計算を正確に行うことは不可能です。また、そのようなことを実践している人はほとんどいません。それにも関わらず、多くの人は体重を維持しています。

 

これは、人の体がカロリーの収支だけでなく、複雑なメカニズムで食べたものとエネルギーの消費を調整しコントロールしているためです。このメカニズムは、解明されていない部分が多いことは確かです。

 

ただ、カロリー制限をしても一時的にしか痩せないことだけははっきりしています

 

ダイエットに糖質制限が必要な理由

カロリー制限をしても、体重をコントロールすることはできません。実際に、ダイエットに必要なことは糖質制限です。多くの人は、カロリー理論を信じているため、糖質よりカロリーの高い脂肪を避ける傾向にあります。

 

しかし、既に述べたように、人の体はカロリー理論で説明できるほど単純ではありません。また、脂質の一種である「コレステロール」が不足すると、体に対してさまざまな悪影響を及ぶこともわかっています。

 

例えば、コレステロールは一つ一つの細胞を構成する原料になります。そのため、体内でコレステロールが不足すると、適切に細胞が活動できないようになります。また、コレステロールは、ホルモンを作る材料でもあるため、コレステロールが足りないと、ホルモンバランスが崩れる原因になります。

 

こうした細胞やホルモンに異常が生じると、「倦怠感」や「生理不順」「PMS(月経前症候群)」など、さまざまな不調が出現することにつながります。

 

一方で糖質は、体にとって必要不可欠なものではありません。一般的に、体のエネルギー源として知られる糖質ですが、体内で唯一、糖質からしかエネルギーを得ることができないのは「赤血球」のみです。

 

よく糖質が必要だと言われる脳は、糖質以外にも脂肪やタンパク質から作られる「ケトン体」という物質からも、エネルギーを得ることができます。また赤血球に関しても、食事から糖分を取らなくても、最低限必要な糖分は、肝臓で起こる「糖新生」によって作られます。

 

糖新生とは、タンパク質や脂質を元に糖質を合成するメカニズムです。つまり、食事から糖質を摂取しなくても、糖新生が起こっている限りは、血液中の糖分量は維持されます。

 

また、食事から糖質を摂取すると、血糖値(血液中の糖分量を示す値)が上昇します。そして、その血糖値の高まりを抑えるために、すい臓で合成されるホルモンである「インスリン」の分泌が促されます。インスリンによって、血液中の糖分は筋肉などでエネルギーとして活用されるようになるため、自然と血糖値は下がって元に戻ります。

 

血糖値が高い状態は、動脈硬化を促すなど、体にとって有害でしかないため、生命を維持するためにはインスリンの存在が欠かせません。

 

ただ、インスリンには血糖値を下げるだけでなく、体に脂肪をため込む作用もあります。そのため、インスリンが多く分泌されると、血液中に入った中性脂肪は、脂肪細胞に取り込まれやすくなります。さらに、インスリンの働きによって肝臓での脂肪合成も促されます。

 

つまり、糖質を摂取してインスリンの分泌量が多くなるほど、体は脂肪を溜め込むようになります。そして、血糖値を上げる唯一の栄養素は糖質です。脂質やタンパク質は、血糖値を変動させることはありません。

 

このように、体に脂肪を蓄積させるものは、脂質やタンパク質ではなくと糖質です。

 

以上のような理由から、ダイエットに必要なことは、カロリー制限ではなく糖質制限だということが言えます。今まで、カロリー計算でダイエットをしていた人は、ぜひ一度、その方法を見直してみてください。

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